和菓子のお饅頭やどら焼き、パン、クッキーなどに、企業ロゴやキャラクター、季節のモチーフをあしらう際、昔ながらの「焼印(焼きごて)」を使用しているメーカー様・店舗様は多いのではないでしょうか。
しかし、従来の焼印には「デザインごとに数万円の金型を作るコストがかかる」「発注から納品まで時間がかかる」「職人の感覚に依存し、焦げムラや食品へのダメージが出やすい」といった悩みがつきものです。
近年、これらの課題を一挙に解決する手段として、フードプリンターの活用が注目されています。特に、カカオ豆由来の「可食ブラウンインク」を使用すれば、まるで本物の焼印を押したような自然な風合いを、デジタルデータから即座にプリントすることが可能です。
本記事では、焼印の代替としてフードプリンターを導入するメリットや、実際の活用事例について詳しくご紹介します。
CONTENTS
フードプリンターOEMとしての実績多数!株式会社ピーエムティー
株式会社ピーエムティーは、フードプリンターの自社開発からOEM製造まで、豊富な実績を持つ専門メーカーです。
同社のフードプリンターの最大の強みは、一般的な合成着色料インクに加えて、ウコンやクチナシ、そしてカカオ豆などを原料とした「天然着色料インク」にも対応している点です。消費者の健康志向が高まる中、食の安全・安心を損なうことなく、商品の付加価値を高めることができます。
また、ワンパス方式(シングルパス方式)を採用しているため印刷スピードが速く、卓上の小ロット印刷から工場での大量生産ラインまで、現場のニーズに合わせた機種を豊富にラインアップしています。
金型不要でコストダウン!焼印代替としての活用事例
1. 季節・イベント限定デザインのどら焼き・お饅頭
お正月、桜の季節、ハロウィン、クリスマスなど、短期間のイベントごとに焼印の金型を作るのはコストに見合いません。フードプリンターであれば、パソコン上のデザインデータを切り替えるだけで「今日だけ・ここだけ」の限定商品をすぐに製造できます。版代(金型代)が一切かからないため、多品種小ロット生産における利益率が大幅に向上します。
2. 企業ロゴや名入れを施したオリジナル焼き菓子・パン
企業からのOEM依頼やノベルティ制作において、「会社のロゴを入れてほしい」という要望は頻繁に発生します。カカオ豆由来のブラウンインクを使用することで、本物の焼印のような温かみのある風合いを再現しつつ、複雑な企業ロゴや細かな文字も潰れずにくっきりと印字できます。
3. 蒲鉾など、水分のある食材への印字
高温の焼印を当てるのが難しい、蒲鉾などの表面に水分がある食材にも、ピーエムティーのブラウンインクなら印刷が可能です。和洋菓子やパンに限らず、幅広い食品で「焼印風のロゴ入れ」が実現し、商品開発のアイデアが大きく広がります。
焼印風プリントを実現する「ブラウンインク」とおすすめ機種
これらの柔軟な印刷表現は、株式会社ピーエムティーの専用インクとフードプリンターによって実現されています。
■ カカオ豆由来の「ブラウンインク」の特長
チョコレートやココアの原材料であるカカオ豆を使用した天然着色料インクです。合成着色料を使わずに、焼き色に近い自然な色合いを表現できるため、和洋問わずどんな食品にも違和感なく馴染みます。 ※ピーエムティーのフードプリンター全機種で搭載可能(ブラウンインク使用時はCMYインクは使用できません)。
■ このプリントを可能にするフードプリンターをご紹介!
これらの精細なデザインは、株式会社ピーエムティーの「DTP-300C-W」によって実現されています。
DTP-300C-Wの特長
・ホワイトインク搭載で濃色チョコでも鮮明なプリントが可能
・ワンパス印刷方式により、最大20m/分という高速印刷を実現
・コンパクトな卓上型(60 cm × 58 cm × 58 cm)で、省スペースかつ既存ラインへの組み込みも容易
・タッチパネル操作やUSBインポートなど、現場で使いやすい設計
ホワイトインクがあることで、ダークチョコや色の濃い素材でもデザインをしっかりと表現でき、印刷の自由度が格段に広がります。
株式会社ピーエムティーの製品情報
- 高速フードプリンター
(大量生産向き) - 卓上フードプリンター
(中量生産向き)
| 製品名 | 高速フードプリンター |
|---|---|
| 型式 | HSP-710R HSP-710R-W(ホワイトインク対応) |
| イメージ |
引用元:https://pm-t.com/products/hsp-710r-w/ |
| この製品のおすすめポイント | 小型筐体と高速印刷で既存ラインへの導入もスムーズ! |
| 外寸 | W745 × D545 × H1,400mm |
| 重量 | 200kg |
| 印刷方式 | ワンパス式 |
| 印刷速度 | 最大45m/分対応(可変) |
| 製造元HP |
| 製品名 | 卓上型ワンパス式フードプリンター |
|---|---|
| 型式 | DTP-300C DTP-300C-W(ホワイトインク対応) |
| イメージ |
引用元:https://pm-t.com/products/dtp-300c-w/ |
| この製品のおすすめポイント | 小さな設置面積とワンパス式による高速印刷が特長! |
| 外寸 | W600 × D580 × H580mm |
| 重量 | 45kg |
| 印刷方式 | ワンパス(シングルパス)方式 |
| 印刷速度 | 最大20m/分(可変対応) |
| 製造元HP |
導入前に押さえておきたい3つのポイント
実際に焼印の代替としてフードプリンターの導入を検討する際は、以下のポイントを確認しましょう。
1. 印刷可能な食品の表面状態を確認する
食品の表面の凹凸が極端に激しいものや、粉(打ち粉など)が大量に吹いているものは、インクが定着しづらい場合があります。事前にメーカーへ印刷テストを依頼し、適したインク量やヘッドの高さを確認することが大切です。
2. 天然着色料の特性を理解する
ブラウンインクはカカオ豆由来の天然着色料です。自然な発色と安全性が魅力ですが、合成着色料に比べると光や熱に敏感な側面があります。商品の陳列環境やパッケージ(遮光性など)を考慮しておくと安心です。
3. 多品種生産に向けたデータ管理の仕組みづくり
「金型不要」のメリットを最大限に活かすためには、パソコンでのデザインデータ管理が鍵となります。季節デザインや顧客ごとのロゴデータをフォルダ分けして整理しておくことで、現場のスタッフでも迷わずスムーズに印刷の切り替えができるようになります。
まとめ
和菓子やパン、クッキーなどへの「焼印」をフードプリンター(ブラウンインク)に置き換えることは、単なる作業のデジタル化にとどまりません。
「金型代の削減」「納期の圧倒的な短縮」、そして「小ロット・多デザインへの対応」という、現代の消費者ニーズにマッチした柔軟な商品展開を可能にします。さらに、カカオ豆由来の天然着色料を使用することで、食の安全・安心を重視するお客様にも自信を持って提供できます。
新しい付加価値を生み出し、他社との差別化を図るツールとして、ぜひブラウンインク対応のフードプリンターを検討してみてはいかがでしょうか。



