
2025年は、フードプリンターに関連する展示会が国内外で多く開催される予定です。これらの展示会は、業界関係者にとって新技術や最新機器を知る貴重な機会であり、特に食品業界における印刷技術の発展が注目されています。今回は、2025年に開催される国内のフードプリンター関連展示会を詳しく紹介します。
CONTENTS
デザート・スイーツ&ベーカリー展 2025
開催日: 2025年4月15日(火)~17日(木)
会場: 東京ビッグサイト
「デザート・スイーツ&ベーカリー展」は、和菓子や洋菓子、中食、外食産業の最新技術が集まる展示会です。フードプリンターは、特にデザートやスイーツのデコレーションにおいて活用が進んでおり、ここでは食材に合わせた印刷技術の進化が展示される予定です。
株式会社ピーエムティーが実演展示を行う予定のフードプリンター「DTP-300C-W」は、可食ホワイトインクに対応した卓上型ワンパス式プリンターであり、業界内でも注目されています。実演を通じて、プリンターの精度や多様なデザインパターンを確認できる絶好の機会です。
FOOMA JAPAN 2025
開催日: 2025年6月10日(火)~13日(金)
会場: 東京ビッグサイト 東1~8ホール
「FOOMA JAPAN」は、食品製造における最新技術を一堂に会する大規模な展示会で、フードプリンターを含む各種食品製造設備が紹介されます。世界最大級の食品製造総合展であり、食品業界の最新トレンドが一目でわかるイベントです。
食品機械や装置、関連機器が展示される中で、フードプリンター技術がどのように応用されているのか、またその革新性を見て学べる貴重な場となります。特に、食品の製造ラインでのフードプリンター導入事例が数多く取り上げられることが予想されます。
Restaurant Asia 2025
開催日: 2025年6月16日(月)~18日(水)
会場: シンガポール、Sands Expo & Convention Centre
「Restaurant Asia」は、アジア圏における飲食業界の革新をテーマにした国際展示会です。フードプリンターは、特にレストランやカフェなどでのメニュー開発やプレート装飾に活用されており、展示会ではその最新の技術が紹介される予定です。
シンガポールでの開催となるため、アジア圏のフードプリンター市場を知る絶好の機会であり、国際的な展示会として、グローバルな視点での技術交流が期待されます。
惣菜・デリカJAPAN 2025
開催日: 2025年10月15日(水)~17日(金)
会場: 東京ビッグサイト 東ホール
「惣菜・デリカJAPAN」は、惣菜やデリカ製造設備・機器の専門展示会です。ここでは、惣菜の製造における効率化や品質向上に寄与する新技術が発表され、フードプリンターもその一環として紹介されます。
特に、食品の包装やデザインに関する技術が注目されており、フードプリンターを用いた食品のパッケージデザインや印刷技術が展示される予定です。この展示会は、業務用機器に特化したものが多いため、製品の導入を検討している企業にとって有益な場となるでしょう。
フードテックジャパン 東京 2025
開催日: 2025年12月3日(水)~5日(金)
会場: 幕張メッセ
「フードテックジャパン」は、飲食業界のイノベーションをテーマにした展示会で、フードロボットや自動化技術を含む新しい食品製造技術が紹介されます。ここでは、フードプリンターを使った新たな調理法や食材の装飾技術に焦点を当て、業界全体のデジタル化を促進する展示が行われます。
フードロボットやAIによる食品製造ラインが紹介される中、フードプリンターの位置づけがどのように変化しているのか、業界の最新動向を知ることができる貴重な機会です。
まとめ
2025年は、フードプリンター技術の進化とともに、食品業界に新たな風を吹き込む年となりそうです。各展示会では、フードプリンターを利用した食品デザインや生産技術の最新情報が発表され、業界関係者にとって重要なネットワーキングの場ともなります。これらの展示会に参加することで、新しいビジネスチャンスを掴み、最前線の技術を学ぶことができるでしょう。フードプリンターを活用した食品業界の未来にご興味のある方は、ぜひ各展示会に足を運び、最新の技術に触れてみてください。